8/14お盆休みを利用して、熊本城と熊本県益城町の状況を視察してきました。

阪神淡路大震災や東日本大震災を視察していたので、
被災状況はおおよそ想定できていましたが、
改めて思うことがありました。

被災している建物の横で、
なんとか持ちこたえた建物があり、
被災者もそうで無い方も、当然のようにそこで生活していて、
ただ、建物を立て直さなければならない方とそうで無い方とに、
明らかな負担の差が生じている。
軽微な損傷でも数十万から数百万、
建て替えが必要な場合は、数千万円をこれから負担しなくてはならない。
そう考えると、住宅の作り手として、何をしなければならないかが、
当然のこととしてわかってきます。

耐震性の重要性、しかも耐震等級がいくつといった、
建前の強度では無く、実際に地震に強い建物。
構造の知識があるからこそ、それをしっかり実践すべきですね。
いつも考えていたことですが、それを改めて強く思いました。