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耐震・制震・免震が同じに見える方、必見

今回のテーマは
『耐震・制震・免震の違い』です。


耐震とは、壁を強くすることにより、建物自体を強固にする方法です。


強い揺れが起こったとき、強さで耐えます。
建物が「動かない!」と固い意志を持っているイメージです。


制震とは、住宅の場合、一般的にはダンパーと呼ばれるものを柱と梁のジョイント部分に取り付けます。


耐震ダンパーは、地震のエネルギーを吸収し揺れ自体を低減するものです。


揺れはするけど、できるだけ小さな揺れで済むようにします。


免震は、基礎と建物の間に地震の揺れを吸収してくれる部材を設置することで、建物に入ってくる揺れ自体を低減します。


地震のときにテレビが倒れないよう、テレビとテレビ台の間に地震対策用のマットを
挟んでいる方も多いでしょうが、あのようなイメージです。


建物のためには免震が最適で、制震・耐震と続きますが、費用も同じ順番で免震が最も高くなります。

100万円以下でできる免震はほぼありませんのでお施主様の負担が大きくなります。


水田建設では、構造計算で地震に強い構造にし、そこに耐震ダンパー取り付けます。


私自身が構造計算をすることでお施主様のご負担をかなり減らせますし、


構造計算した住宅に耐震ダンパーを併用することで、更に強い住宅を造ります。


建築基準法の求める耐震性は、中規模地震では損傷がないように、大規模地震には倒壊しないようにしてくださいというものです。


浜松では東海地震の危険が常につきまといます。
しかも大規模地震と想定されています。


建築基準法の耐震レベルでは、倒壊は免れるでしょうが、かなりのダメージを受けることは想像に難くありません。


  何千万円も掛けた住宅が
  大きな損傷を受けたら・・・。


考えただけで涙が出てきます。


そのような事態にならないよう、建築基準法のレベルより強い建物を造る。


また、どれだけ強くしても、想定以上の揺れに襲われる可能性は十分、考えられます。


ですので、制震ダンパーを付け、大きな地震でもエネルギーを吸収し、建物への被害を少なくしてあげることが、静岡県西部に建てる住宅には必要だと思っています。

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