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軸組工法は2つに分類

今回のテーマは
『軸組工法を少し詳しく』です。


木造の軸組工法は、
1.在来工法
2.金物工法の2種類あります。



1.在来工法

こちらは柱の一部を削って穴をあけ、そこに梁材を直角に差し込んで構造体を造り上げます。

おもちゃのブロックって、出っぱりと凹みをカチャカチャ組み合わせて形を作りますよね?


柱や梁も出っぱっている部分と凹んでいる部分を組み合わせて構造体を造ります。


この出っぱりを『ほぞ』、凹みを『ほぞ穴』といいます。


在来工法は、昔から用いられていて現在も主流です。


水田建設でも、在来工法が多いです。
なぜなら、無垢材を使うと補助金が活用できるからです。


簡単に言えば、
補助金は無垢材を多く使うほど高額になるので30坪ほどの住宅であれば、トータルコストは在来工法の方にメリットがあるからです。



2.金物工法

柱や梁の継手に金物を用いた工法です。
継手に金物を使うと、在来工法よりも削る面積が少なくていいので、実際に用いる材料をスリムにできます。


金物工法で進めるなら、ロイヤルハウスのSSS(スリーエス)工法がお薦めです。

金物工法のデメリットに木材が乾燥し、やせてしまった場合継手がゆるむことがあります。


SSS工法は、柱や梁の真ん中にあなを開け、そこに金物を差し込み継手を作っています。


こうすることで、材料がやせ、収縮した場合でも、ゆるむのではなく、逆に締まってくれるのです。

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