構造へのこだわり
家づくりを考え始めた方にとって、特に構造やお家の強さについては専門すぎて分からないという声をいただきます。
水田建設では「地震に強い木造住宅」にこだわっている住宅会社ですので、全棟構造計算実施・耐震等級3クリアご提案を行っております
そもそも構造計算とはなんでしょうか?
お家の「構造」を「計算」するのが「構造計算」です。
構造計算を行うと、梁一本一本、柱一本一本へどのような力が掛るのかわかります。
水田建設では「全棟構造計算」を行っております。
なぜ、全棟と言うかというと、実は建築基準法では全ての建物に対して構造計算を行うように指示をしておりません。
しかし、地震の多い日本では住宅は基準以上の強さを持っているのか確認を行った上で工事が行われています。
では、構造計算を行わない建物では何でお家の強さをみているのでしょうか?
実は、「筋交い」や「構造用合板」といった耐力壁がどのぐらいお家にあるのか配置のバランスと総合して評価されるだけなのです。
これは実際の強さは計算として出てきません。(詳しくは「建築基準法では構造計算していない?」へ)
それに対して、柱や梁、土台、基礎、基礎配筋まですべて細かく計算して強さを出すのが水田建設が全棟に対して行っている「構造計算」なのです。

実際の構造計算書です

だいたい400ページ以上になる計算データーです。
(写真では1ページに2ページ分を縮小印刷し、両面印刷しています)
自社で構造計算を実施し、管理する強み
構造計算には専用の構造計算ソフトが必要となり、また、建築業界の中でも専門職として扱われています。
容易にできる計算ではないため、通常は構造計算専門の会社が行うのが普通です。
水田建設ではそんな構造の専門知識とソフトを自社で持ちつつ、木造住宅をご提供している県内でも珍しい工務店です。
自社に構造の専門家が常にいるので構造計算を外注に出しているところより安く、変更があってもスピーディーに受け答えができるのが強みです。
また、工事に関しても構造計算を行った者が現場をチェックします。
工事中、図面ではチェックしきれない点がどうしてもでてきます。そんな時に、構造の専門知識があるものがいれば、より安全側となるように指示ができます。
専門知識について
水田建設では構造の専門知識をもった者が監理をおこなっております。
それも、一級建築士免許を持った者のなかでも構造の専門知識をもっている者である「構造一級建築士」の免許のあるものが応対いたします。
※建築の免許は「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」とあり、一級建築士を持っていて尚且つ5年以上構造に関する業務をし、構造に関する試験に合格した者が「構造一級建築士」となります。
耐震等級3とは?
水田建設では、耐震等級3クリアできるプランのご提案を基準としています。
では、そもそも「耐震等級」とはなにか。
耐震等級には1から3まであり、
・耐震等級1・・・建築基準法で求められている強さ程度
・耐震等級2・・・建築基準法で求められる強さの1.25倍以上
・耐震等級3・・・建築基準法で求められる強さの1.5倍以上
といった内容となります。
また、耐震等級3については最高ランクとなるので1.5倍以上も2倍以上も同じ耐震等級3となってしまいます。
水田建設ではその耐震等級3を余裕をもってクリアできる間取りをご提案できるよう心がけています。

